團上祐志
愛媛県生まれ、村井俊明の下で学ぶ。高校中退後、武蔵野美術大学油絵学科入学、在籍。
絵画では時間を主題にし主に人物画を制作する。また、制作した絵画を元にしたインスタレーション、パフォーマンス。インスタレーション及びパフォーマンスを下地にした絵画の制作から現実空間と非現実空間の横断的制作を行う。
今回使われなくなったビルの台所から、水のイメージを開き、一切は消え還っていく自然の大きな時の流れと、現実に使用されている時間の中で生きている人間の状態との二つの時間が平行している空間を作り出そうとしている。会期中、台所の住人として作者のパフォーマンスを行う。
2015、愛媛県日招八幡大神社祭神画制作、鹿児島県田中一村美術館展示「Before and After」