久野彩子
1983年 東京都生まれ
2008年 武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科 金工専攻 卒業
20
10年 東京芸術大学大学院美術研究科工芸専攻(鋳金)修士課程 修了
形を作るにあたって発想のもとになっているものは、建造物が密集している都市空間の風景で、その多くは俯瞰したときに見える形や、色々な視点から見た都市風景や建造物のアウトラインです。
現代の都市空間の混沌とした様相はネガティブに捉えられがちですが、人々が作り出し、今もどんどん変化していく都市の姿は力強く魅力的に見えます。
都市空間の様々な要素を切り取って再構築し、蝋で形をつくり、ロストワックス鋳造技法を用いてシルバーや真鍮、ブロンズ等の金属に置きかえて作品を制作しています。